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LPSA問題について・その6

今年の1月に起こった前代未聞のボイコット事件。これが正当な理由によるものであれば、世間も同情し、味方となったであろう。だが、残念ながら将棋ファンには到底理解できるものではなかった。

主なボイコットの理由は二つのようだ。一つは来期からマイナビ女子オープンの主催を外され、連盟とマイナビの二社による主催となることに対する抗議。もう一つは独自認定したプロ資格を認めさせること。この二つである。

だが、これらは所詮、団体間の交渉事に過ぎない。そもそも主催を外されても、棋士としてトーナメントには参加できるのである。別にLPSAの女流棋士が排除された訳ではないのだ。

また、主催を外されたということだが、LPSAは自分たちが独自認定したプロを公式戦に出場できるよう、スポンサーに執拗に迫っていたということである。おそらくはそれが理由で外されたのである。自業自得ではないか。しかも今のご時世、不景気で棋戦がいつ潰れてもおかしくない時代なのである。主催を外されることだって当然ありうることである。こんなことでボイコットが正当化される訳がない。

そして主催を外されると今度はスポンサー批判である。長年にわたってお金を出して支えてくれている人たちを公然と批判する姿は、われわれ一般人からするとありえない光景である。

かつてプロ野球でもストライキ騒動があった。だがこれは球団数の減少により、現役選手の人数が大きく減ってしまうことへの抗議であった。そして仲間の生活を守るために断腸の思いでストライキの決断をしたのである。古田敦也さんが涙を流して全国のファンへ謝罪したシーンは非常に印象深い。

だが、今回のLPSAのボイコットは正当性もない上、ファンへの謝罪もない。そして連盟やスポンサーを一方的に非難し続けているのが現状である。

石橋幸緒氏がもし「棋士の心」を持っているのなら、ファン、スポンサー、連盟に謝罪するべきである。そしてきちっとペナルティを受けた上で復帰してほしい。もしそれがないのであれば、そのような人物を棋士とは認めたくない。一刻も早く退場していただきたい。

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甲斐智美女流四段が挑戦者に!

女流王位戦の挑戦者決定戦が行われ、甲斐智美女流四段が中井広恵女流六段を破り、挑戦者となった。里見香奈女流王位とは2年連続での対決となる。

第1図

戦型は角交換型の振り飛車となった。第1図は甲斐女流四段が△1四角と打ったところ。ここでは飛車を2枚持っている先手のほうがよさそうに見えたが、難しい局面であるようだ。この△1四角は振り飛車の常套手段で、藤井猛九段がいかにもよく指しそうな手である。

この将棋は、ここから二転三転の大混戦となる。

第2図

第2図はちょうど100手目の局面。この△7一玉の早逃げが決め手となった。先手が攻めるには角を切っていくしかないが、そうすると△5九角が生じてしまう。冷静な催促で、甲斐女流四段が勝利を決定づけた。

甲斐女流四段と里見女流王位のタイトル戦は前期の女流王位戦に次いで2回目となる。前回は里見女流王位が3-0で勝っている。甲斐女流四段のリベンジがなるのか注目である。




羽生善治三冠はどこまで勝ち続けるのか

現在の将棋界を代表する棋士で、もはや伝説的存在にもなっている羽生善治三冠。この先いったいどこまで勝ち続けるのであろうか。羽生三冠の凄さは誰もが知っていることだが、データをもとに改めて考えてみたい。

まずは通算の勝利数である。これは一時の勢いだけではなく、息長く積み重ねていかなくてはならない記録である。

通算勝利数

まだ42歳ながら、歴代第4位まで来ている。ちなみに今季は、ここまで67局指して50勝している。もしこのペースを保てれば、あと4年ほどで1位の大山康晴15世名人の記録を抜いて、トップに立つことになる。1500勝到達は間違いなく、前人未到の2000勝にも手が届くのではないかという感じである。とにかく驚異的な記録である。

若手との世代交代が心配されるが、現状では渡辺明竜王に負け越している以外は若手にもそれほど負けていない。まだまだ勝ち星を増やしていくだろう。


次にタイトル獲得数である。こちらは通算勝利数と比べて、ここ一番での強さが問われる記録である。
ちなみに竜王戦の前身である九段戦、十段戦は竜王戦の欄に含んでいる。

通算タイトル数

こちらの部門では昨年の棋聖戦で大山15世の記録を抜きトップに立っており、その後83期まで記録を伸ばしている。これからどこまで伸びるかだが、タイトルに関しては予想が難しい。一度手放してしまうと、また挑戦者になるのは大変なのである。現実的に考えて、100期に到達するかどうか、といったところであろうか。


という訳で、個人的な願望も込めて通算2000勝、タイトル100期まで記録を伸ばすのではないかと予想する。それにしてもこれほどまでの活躍をする棋士は空前絶後である。このような素晴らしい棋士の活躍を間近で見られるのは将棋ファンとして本当に幸せである。




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プロフィール

gyan

Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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