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明日は棋王戦第4局

電王戦の余韻が冷めぬ中、明日は棋王戦第4局が行われる。ここまで挑戦者の渡辺明竜王が2勝1敗とリード。このまま初の棋王位獲得なるか、郷田真隆棋王が踏みとどまるのか、注目である。

棋王戦中継サイト http://live.shogi.or.jp/kiou/

おそらく先手の渡辺竜王が相矢倉を目指し、郷田棋王も受けて立つだろう。この戦型は今月のA級順位戦最終局で現れ、後手の郷田棋王が勝っている。渡辺竜王がどのように変化してくるのだろうか。

電王戦を見ていた方は、コンピュータと人間の違いを感じながら見るのも面白いかもしれない。いずれにしても大熱戦になることは間違いなく、目が離せない楽しみな一局である。




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阿部光瑠四段、コンピュータに快勝!

第2回電王戦第1局、阿部光瑠(こうる)四段-習甦は、阿部四段が見事な指し回しで快勝した。コンピュータはすでにプロを超えたのではないかという声もあったが、プロ棋士が強さを改めて示した格好となった。

第1図

第1図はコンピュータが△6五桂と跳ねて仕掛けてきたところ。この手はプロ棋士は一目で無理筋だと判断するだろう。いかにもタイミングが早すぎる感じである。実際、阿部四段も▲6八銀と引き、攻めを切らしにかかる。

第2図

そして第2図。自分から仕掛けた後手だが、あっという間に飛車が詰んでしまった。やはりこの攻めは無理であったようだ。この時点ではっきり先手がよい。だが興味深いのは、習甦がこの局面は少し有利だと考えていた点である。また、形勢判断をしていたボンクラーズも、ここでは後手が有利と判断している。

自分はコンピュータは駒得を重視するものだと思っていた。だが、駒損の攻めにも関わらず有利だと判断していたのだ。理由はわからないが、この辺りの形勢判断のズレはコンピュータの弱点と言えそうだ。人間なら、直感で無理攻めだとわかる。だがコンピュータに判断させるのは難しいようだ。

第3図

第3図は後手の攻めを凌いだ先手が勝勢の場面。△8六歩に対して取らずに▲3五歩と堂々と決めに行ったのが印象に残る。入玉を目指すようなことも考えられたが、プロらしく攻めに出た。一番強い勝ち方である。以下数手で先手の勝利となった。

本局は感動的な一局だった。中盤でコンピュータの欠点が出てしまったが、それよりも阿部四段の指し回しを讃えたい。コンピュータが多少無理な攻めをしてきても、人間がきちんと対応しなければあっという間に負かされてしまう。だが今日の阿部四段は初手から最終手までノーミスといえる内容であった。堂々の勝利である。

われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る







いよいよ開幕!第2回電王戦

全国の将棋ファン注目の第2回電王戦がいよいよ今日開幕する。
開幕戦は阿部光瑠四段対習甦。10時開始で、持ち時間は各4時間。振り駒により、先手は阿部四段と決まっている。

ニコニコ生放送 http://live.nicovideo.jp/watch/lv118753162

自分はコンピュータ将棋にはあまり詳しくないのだが、大きなポイントは序盤だろうと思う。コンピュータの序盤は、まだまだ隙が多いという印象である。ここでプロが作戦勝ちを収めれば、意外と大差でプロ勝ちという展開もありえる。一方で、序盤で悪くして主導権を握られてしまうとたちまち困難な戦いとなってしまう。コンピュータは中盤以降、なかなか間違えてくれないのである。

もしコンピュータが勝てば、初めて公式戦でプロに勝ったとして大きく取り上げられることだろう。コンピュータ将棋が歴史を作るのか、プロ棋士が意地を見せるのか。目が離せない一局である。

われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る







将棋とチェスの違い

将棋とチェスは似た性質のゲームである。自分はチェスも好きでたまにプレイすることがある。だが将棋とは勝手が違いなかなか上手くいかない。似ているようでも、様々な違いがあるようだ。

まず、チェスの盤は8×8の64マスであり、将棋より狭い。にもかかわらずチェスの駒は強力なものが多い。飛車と角に当たるルーク・ビショップをお互い2枚ずつ持っているし、飛車角を併せ持った動きをするクイーンという駒もある。桂馬に似たナイトという駒も8方向に桂馬の動きができ、八方桂とも呼ばれている。

盤が狭くて、その上動きが強力なのである。将棋よりも濃密な戦いが延々と続く感じである。自分の場合は、ちょっとチェスの局面を考えただけでも疲れてしまう。

戦術面も大きく異なる。チェスでは序盤で互いに中央に駒を繰り出していくことが多い。どうやら、中央を制圧することが勝利への大きなポイントとなるようだ。この点も将棋とは異なる。将棋の場合、玉を囲い、駒を捌くという感覚が大事である。また、端攻めなど部分的な戦いが勝敗を左右する。ゲームの性質が大きく異なっているのである。

また、取った駒を使えないので、中盤以降は自陣の駒を活用する感覚が必要とされる。将棋でも、プロが忙しい局面でじっと自陣の駒を活用することがあるが、そのような感覚を常に求められるのである。持ち駒がない分、盤上の駒の働きが勝敗を分けるのである。

そして終盤になると盤上の駒が少なくなってくる。戦いが静かになってくるのだ。ここまで来ると逆転はまず起こらない。将棋が終盤になるにつれて難しくなり、逆転が度々起こるのとは対照的である。このあたりは、将棋の終盤に慣れている人からすると、少し物足りなさを覚えるかもしれない。

実感として、チェスは序盤から密度の濃い戦いが起こり、そこで勝敗が決まる厳しさがあるように思う。自分はまだまだ初心者だが、将棋とはまた違った楽しいゲームである。


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チェス入門 http://chess.plala.jp/

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プロフィール

gyan

Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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