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GPSが三浦弘行八段に完勝!電王戦はコンピュータが制す

第2回電王戦最終局、三浦弘行八段-GPS将棋は102手でGPS将棋が完勝、3勝1敗1分でコンピュータ将棋側が見事にシリーズを制した。

最終局は互いに目に見える悪手がない将棋だったが、終わってみればGPS将棋の圧勝に終わった。驚異的な強さである。正直、人間が戦えるレベルではないと思う。内容・結果を見て、プロ棋士をはっきり超えたといえるのではないか。

三浦八段はトッププロらしく堂々と戦い、随所に深い読みを発揮して途中では角得になる場面もあった。だがそれもGPS将棋の読みの範囲内。攻めを確実に繋ぎ、粘りを一切許さなかった。

ここまで強いコンピュータを開発した方々、そしてプロとしての誇りをかけて戦った5人の棋士には改めて敬意を表したい。来年、第3回があるかどうかは不明だが、たとえタイトル保持者が出たとしても、大きく結果は変わらないのではないか。今回のシリーズで大きな節目を迎えたのは間違いない。




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美学とは何か

第2回電王戦第4局、塚田泰明九段-Puella α戦の観戦記が掲載された。河口俊彦七段による観戦記であるが、これを読んだ方はどういう感想をお持ちだろうか。私は少し違和感を覚えた。

観戦記はこちら http://news.nicovideo.jp/watch/nw588820

この中で河口七段は塚田九段の粘りに対し否定的で、最後には「二度とこういう将棋は見たくない」とまで書いている。プロの中には美学というものにこだわる棋士が多い。勝ち目がなくなったら、そこで投了するべきという考え方である。

だがスポーツ等の勝負事では、最後まで諦めない姿勢というのは実に大切である。例えば「野球は9回2アウトから」という言葉がある。たとえ勝ち目がなくとも、試合が終わるまで全身全霊で戦い抜くのが、選手としての務めなのである。

もちろん将棋はスポーツとは違う。だが、いつ投了するかを決めるのは最終的には対局者自身である。そこは本人の意思が尊重されるべきであり、周りがとやかく言うことではないのではないだろうか。

また観戦記の中に、河口七段が立会人に対し、対局の中断をしきりに促したという記述もある。ここにも違和感がある。これ以上辛くて見ていられないという心情からくる発言だったと思うが、これだけ多くの人が注目する大舞台である。一人の観戦記者の感情によって裁定が左右されるべきではないと思う。

特に今回は、人間対コンピュータという特殊な対局なのである。コンピュータが点数計算をできるかどうか、という所も含めて勝負なのだ。

最終局も入玉型の点数勝負になる可能性はある。だが、精一杯戦っている対局者が批判されるような状況はいかがなものかと思う。三浦弘行八段には、周りの声は気にせず、自分の指したいように堂々と指してもらいたい。

われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る







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Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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