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NHK杯で四間飛車が登場

本日のNHK杯村山慈明六段-阿部光瑠四段戦は後手がノーマル四間飛車を採用するという意表の展開となった。

第1図

第1図は後手が4二の飛車を5筋に動かしたところ。次に△5五歩からの歩交換を狙っている。普通は△4五歩~△4四銀とする展開が多い。この局面、厳密には先手が少しいいのかもしれないが、個人的には後手もまずまずかと思う。

第2図

第2図は後手優勢の終盤。ここで△6七金と打っておけばおそらく後手が勝っていただろう。△9四歩としたのが痛恨の一手で、この手が詰めろになっていなかった。以下▲6二成香と開き直られて後手は困っている。阿部四段としては残念な一局となってしまった。

プロ間では激減してしまった四間飛車だが、たまに出現すると嬉しい。形が美しく、個人的にすごく好きな戦法である。新たな研究によってまた復活することを期待したい。





四間飛車激減の理由 (マイナビ将棋BOOKS)





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奨励会の仕組み7・三段リーグ

三段リーグは半年にかけて全18局を戦うリーグ戦。そこで上位2位までに入ったものが晴れて四段となり、プロとしてのスタートラインに立つこととなる。

リーグは前期・後期と年に2度行われる。よって通常は一年に4人しかプロになることができない。非常に狭き門となっている。

例外として次点を2度取った人も四段になれる。だがこちらは順位戦への参加はまだ認められず、フリークラスからのスタートとなる。

またあまり知られていないが、三段リーグにも降級規定がある。規定では2回連続で.250以下、つまり4勝以下だと二段に降段となってしまうのだ。

厳しいリーグだけに、ずば抜けた実力者でもなかなか上がれない例も多い。そこで気になるのが年齢制限。基本的に26歳までに四段にならなければ退会しなくてはならない。三段リーグが最も過酷だと言われるのはそのためである。






奨励会の仕組み6・女流棋士の参加

元々、女流棋士と奨励会を掛け持ちする棋士は何人かいた。有名なところでは矢内理絵子女流四段や千葉涼子女流四段は2級、岩根忍女流二段は1級まで昇級したことがある。

その後、1998年に掛け持ちが禁止された。その影響から甲斐智美女流王位は女流棋士を休業し、奨励会に専念して1級まで昇級している。

だが2011年、里見香奈女流四冠が奨励会入りを希望し、特例として認められた。それを機に、掛け持ちが認められるようになったようだ。ただ現在のところ、女性の最高位は初段で、まだ四段に昇段したものは現れていない。

ちなみに現在の女流タイトル保持者は皆、奨励会経験者である。これは奨励会のレベルの高さを示している一例である。厳しい環境で研鑽を積むことで、その後の成績が大きく変わってくるのだろう。






達人戦が始まる

今日から非公式戦の達人戦が始まった。例年は10名程度の出場だったのだが、今年は6名によるトーナメントとなる。出場者は森内俊之名人、羽生善治三冠、谷川浩司九段、加藤一二三九段、内藤國雄九段、青野照市九段。

中継サイト http://live.shogi.or.jp/tatsujin/

ところでこの棋戦の本来の趣旨からすると、かつて一世を風靡した名棋士の対局を楽しむ棋戦のはずである。タイトルを保持している森内名人や羽生三冠は参加させなくてもよいのではないだろうか。彼らの戦いは名人戦で充分に堪能できる。また谷川九段もまだA級でバリバリ活躍している一流棋士である。もう少し、活躍の少なくなったベテラン達が参加してもよいように思う。





脳が活性化する! 大人がもう一度はじめる将棋入門




奨励会の仕組み5・有段者編

奨励会で初段に上がることを「入品」という。有段になると、級の頃とはいろいろな面で変わってくる。

まず持ち時間が1時間30分に増え、その一方で1回の例会につき指すのは2局となる。つまり年間でも48局しか指せなくなる。級の頃は72局だったから、かなり減る感じである。

また、昇段条件も級のときより厳しくなり、いいとこ取りで8-0,12-4,14-5,16-6,18-7となる。例えば12-4を達成するには16局、つまり4ヶ月かかる訳で、それだけ長い間にわたって好調を維持しなければ昇段できない。

おそらく級の頃は技術力が何より大事であったが、段になってからはより精神力が問われてくるのだと思う。対局数が少なくなるため1局の占めるウェイトが大きくなり、昇段できるチャンスも限られてくる。そのチャンスをモノにできるかどうかが問われてくる。昇段のチャンスを何度も逃しているようでは、プロになっても活躍できないのであろう。






羽生三冠が白星発進

昨日のA級順位戦羽生善治三冠-谷川浩司九段のライバル対決は羽生三冠が快勝し、白星発進となった。

第1図

この将棋は後手のダイレクト向かい飛車から先手が▲6五角と打つ最近よくある展開となった。そして先手が放った第1図の▲5六角が好手だった。この角が左右によく利いて働いている。対して後手は△7四金と受けたが、これでは苦しい。本局は羽生三冠の快勝となった。

羽生三冠は名人戦では苦戦しているが、A級ではやはり強さを発揮する。今年もまた挑戦権争いの中心となるだろう。






北村桂香女流と飯野愛さん

ここ最近、女流の話題が続いている。昨日の対局に勝った北村桂香女流3級が、規定により女流2級への昇級を果たした。

北村桂香女流3級が女流2級に昇級
http://www.shogi.or.jp/topics/2013/06/32-4.html

規定の中の1年間での勝ち星(6勝)と、倉敷藤花戦でのベスト8入りという2つを同時にクリアした。4月に女流3級となってからわずか3ヶ月でのことで、文句なしの昇級である。

今期はここまで6勝2敗、勝率.750。まだ上位とは当たっていないとはいえ、まずまずの成績であり、今後の活躍が期待できる。

また、研修会員の飯野愛さんがC1に昇級を果たし、女流3級の資格を得た。

飯野愛研修会員が女流棋士3級の資格を取得
http://www.shogi.or.jp/topics/2013/06/post-762.html

飯野さんの父はプロ棋士の飯野健二七段。飯野さんはかつて女流育成会に所属していたが、なかなかプロになれなかった苦労人。それだけに今回の昇級は嬉しいだろう。まずは北村さんのように2級への昇級を期待したい。







将棋界の黄金カード

今日はA級順位戦1回戦、羽生善治三冠-谷川浩司九段が行われる。平成の黄金カードであり、二人の名前を聞くだけでワクワクする対決である。

これまでの対戦成績は羽生三冠が100勝62敗と勝ち越している。今回が163局目で、歴代単独3位の記録となる。1位は中原-米長戦の187局。少し厳しいかもしれないが、ぜひ対局を重ねていって更新してもらいたい記録である。

戦型は後手番の谷川九段がこのところ採用しているゴキゲン中飛車になるのではないだろうか。2人が個性を発揮して大熱戦となることを期待したい。





谷川vs羽生100番勝負―最高峰の激闘譜!





ステチェンスカさんが研修会に合格!

ポーランド出身のカロリーナ・ステチェンスカさんが研修会試験に合格した。外国出身の女性としては初のこと。成績は3勝5敗だったとのことで、C2クラスからのスタートとなる。

http://www.shogi.or.jp/topics/2013/06/post-761.html

C1クラスに上がれば女流3級となる資格を得られるので、1回昇級すればよいということになる。だが、研修会もレベルが高く、始めは苦労するかもしれない。じっくり実力を伸ばしていって、ぜひ壁を乗り越えてもらいたい。






タイトル戦の相横歩取り2

近年のタイトル戦における相横歩取りは前回取り上げた将棋ともう一局、2006年の王将戦第3局、羽生-佐藤戦でも現れている。

第1図

第1図より △6四歩 ▲2八飛 △3三桂!(第2図)

第1図では△8二角、△8二歩、△8六歩などが考えられるが、この△6四歩も有力な手の一つ。対して▲同角なら、△2八歩、▲同銀、△2四飛の角銀両取りで後手よし。

▲2八飛と自陣飛車で隙を消すのが定跡だが、そこで第2図の△3三桂がすごい手。飛車成りを受けずに勝負しようという手であり、ここから難解な局面に突入している。

第2図

相横歩取りはプロではあまり指されないが、後手もまずまず戦えるのではないだろうか。特に第1図の局面は後手に手が広い。まだまだ新しい手が発見される余地があるかもしれない。





マイコミ将棋BOOKS 乱戦!相横歩取り





タイトル戦の相横歩取り

昨日の棋聖戦第2局では珍しい相横歩取りとなった。だがタイトル戦で全く指されていない訳ではない。

第1図

第1図は有名な局面の一つで、2005年の名人戦第5局、羽生-森内戦で出現している。第1図以下、後手が△8六歩(第2図)と垂らしたのが工夫の一手だった。

第2図

実は第2図の局面で「羽生の頭脳」では▲8八歩で先手よしと書いてあったが、実戦では先手が▲8六同銀と指し、快勝を収めている。「羽生の頭脳」を上回る一手として、注目されたと記憶している。

ただ羽生三冠はこれまで、相横歩取りは先手がよいと考えていたように思われる。それだけに棋聖戦で後手番で採用したのは驚きであった。





マイコミ将棋BOOKS 乱戦!相横歩取り





羽生棋聖、終盤で競り勝ち2連勝!

第84期棋聖戦第2局は羽生善治棋聖が渡辺明竜王を下し、スコアを2連勝とした。これで防衛まで早くもあと1勝となった。

第1図

本局は第1図のように相横歩取りとなった。これは大変珍しい。羽生棋聖が後手で相横歩取りを指すのは89年以来、24年ぶりとのこと。最新研究を外し、力で勝負しようとの意図だったのだろう。

第2図

第2図は終盤の難解な局面。ここからの指し手が羽生棋聖らしかった。

第2図より △7四飛 ▲4六歩 △7八飛上成(第3図)

第2図では△7八飛成が有力と言われていた。ところが羽生棋聖は2四の飛車を7四~7八と大きく活用した。ダイナミックな展開で、いかにも羽生棋聖らしいスケールの大きな指し手であった。

第3図

ここからも攻め合いが続いたが、最後は後手の羽生棋聖が制した。難解な将棋だったが、随所に羽生棋聖らしい指し回しが光った。本局は羽生棋聖の会心譜と言っていいのではないだろうか。





羽生の頭脳5 横歩取り





康光流の仕掛け

昨日のA級順位戦、久保利明九段-佐藤康光九段戦は面白い将棋となった。特に仕掛けのところが独特であった。

第1図

第1図より △8六歩 ▲同歩 △5四歩!! ▲同銀 △7五歩(第2図)

8筋を突き捨ててからの△5四歩が妙手だった。相手が中飛車だけに驚きの仕掛けである。対して▲同歩なら角交換して居飛車が満足。よって▲同銀としたが、そこで△7五歩と角頭を攻める。

第2図を見ていただければわかるが、先手の5筋が重たい形となってしまっている。5五の歩を動かせないため大駒が捌きづらい形である。ここでは後手ペースと言ってよいだろう。

第2図

佐藤九段の将棋は斬新なアイディアに溢れていて、非常に参考になる。そして終盤は必ず激しい打ち合いとなる。見ていて本当に面白い。まさしく銭のとれる将棋である。





佐藤康光の矢倉 (佐藤康光の将棋シリーズ)





明日は棋聖戦第2局

いよいよ明日、棋聖戦第2局が行われる。初戦は羽生善治棋聖が先勝しており、渡辺明竜王が巻き返すのかどうか注目される。

ただ気になるのが両者の調子。不調説が囁かれていた羽生棋聖は第1局で快勝し、不調を脱した感がある。

むしろ渡辺竜王のほうが心配である。ここのところ負けが込んできており、しかも内容が淡白なのが気になるところ。やや調子を落としているのではないだろうか。

渡辺竜王が調子を取り戻すことができるかどうか。その点が本局の鍵を握ることとなりそうだ。

中継サイト http://live.shogi.or.jp/kisei/






羽生世代の強さ

昨日は王座戦の準決勝で郷田真隆九段が渡辺明竜王を下し、挑戦者決定戦に駒を進めた。それにしても相変わらず羽生世代の活躍が続いている。

この世代の特徴の一つに、立ち直りが早いことがあげられる。郷田九段は今年の3月に棋王位を失ったばかり。にもかかわらず、棋聖戦、王座戦と挑戦者決定戦に勝ち進んでいる。このあたりの精神力の強さが活躍を続ける理由だと思う。

竜王戦の1組でも1~4位をこの世代が占めている。他の世代との差はむしろ広がっているようにも見え、まだしばらくは羽生世代を中心に棋界が動いていくことだろう。もしかしたら50代になっても活躍し続けるのかもしれない。









及川五段と上田女流が入籍!

及川拓馬五段と上田初美女流三段が入籍
http://www.shogi.or.jp/topics/2013/06/post-758.html

及川五段と上田女流の入籍が発表された。2人はともに伊藤果七段の門下とのこと。

このようなニュースは非常に嬉しい。2人の更なる活躍に期待します。おめでとうございます!






石本アマ、快進撃

第3期リコー杯女流王座戦の2次予選で石本さくらアマが中村桃子女流初段に勝ち、見事本戦進出を果たした。

将棋の内容もいい。急所にドンドン手が伸びる感じで、受けに回ってもなかなかしぶとい。女流プロと比べても遜色ない内容である。1次予選では甲斐智美女流王位を破っているが、それがフロックではないことを証明した勝利だった。

この棋戦でアマの本戦進出は初の快挙とのこと。本戦でどこまでやれるだろうか。活躍が楽しみである。





新女流王位の甲斐智美女流

第24期女流王位戦を3勝2敗で制し、女流王位に返り咲いた甲斐智美女流。今シリーズでは女流棋界最強の里見香奈女流四冠を破り、将棋ファンに大きなインパクトを与えた。

棋風としては研究家タイプ。とはいえ序盤型という感じではなく、むしろ中終盤の粘り強く崩れない指し回しが光る。今期の3勝は、いずれも里見女流の猛追を凌いでの勝利であった。

かつては奨励会に在籍しており、最高で1級まで上がっている。とはいえタイトル獲得は比較的遅く、2010年のマイナビ女子オープンが初タイトルだった。このとき26歳であり、女流棋界では遅咲きといえる。その後はコンスタントに活躍し、今回で4期目のタイトルとなる。

女流棋界は依然として里見女流が四冠を保持し、第一人者であることに変わりはない。今後甲斐女流がどう対抗していくのか、楽しみである。









甲斐智美女流が女流王位に復位!里見香奈女流敗れる

第24期女流王位戦第5局は甲斐智美女流四段が里見香奈女流王位を破り、3勝2敗で女流王位への復位を果たした。

第1図

最終局でも甲斐女流の冷静な指し回しが光った。第1図は8二の玉を7三に上がったところ。この手が▲6四角成を防ぎながら、▲7四桂打の継ぎ桂の筋も交わしており、絶好の一手となった。この後も隙のない指し回しで大きな勝利をつかんだ。

甲斐女流はこれで2期ぶり3期目の女流王位となる。ここ数年は里見女流の影に隠れていたが、大きな自信となる勝利だったのではないだろうか。敗れた第1・3局目は完敗だったが、そこから立て直した精神力が印象に残る。

一方の里見女流は初のタイトル失冠となってしまった。今は居飛車を採用するなど自分の棋風を見つめ直している時期なのだろう。今後のさらなる飛躍に期待したい。






女流王位戦、いよいよ最終局!

里見香奈女流王位に甲斐智美女流四段が挑戦する女流王位戦は明日いよいよ最終局を迎える。

今期はここまで全て先手番が勝利をおさめている。まずは振り駒の行方に注目である。

また戦型はどうなるか。特に里見女流は後手番で2度相振り飛車を選んだが共に敗れている。後手になったときの作戦に注目が集まる。

対戦成績は里見女流12勝、甲斐女流4勝と開いているが、このシリーズは甲斐女流も充実しており、力は接近している。歴史に残る熱戦を期待したい。






日本シリーズが開幕

今期の日本シリーズの開幕戦が熊本で行われ、佐藤康光九段が山崎隆之七段を破り、2回戦進出を果たした。

日本シリーズは全て公開対局で、地方を回って行われるのが魅力。自分は北海道在住なので、札幌大会には何度も足を運んでいる。

プロの公式戦を生で見られるのは貴重。入場は無料なので、興味のある方はぜひ一度足を運んでみてください。






味わい深い戦型

前回のNHK杯の北浜健介八段-木村一基八段戦で懐かしい戦型が現れた。

第1図

相掛かり腰掛け銀と呼ばれ、90年代頃まではよく指されていた戦型である。自分は居飛車党なので、第1図のような形を見ると嬉しくなる。何より駒組が美しいと感じる。

互いに玉が薄く、激しい攻め合いとなりやすい。スリリングな展開が楽しめる。今の若い人たちは指したことがないかもしれないが、ぜひ一度指してもらいたい戦型である。





よくわかる相掛かり (マイナビ将棋BOOKS)





奨励会の仕組み4・手合い

奨励会では段・級が異なるもの同士が対戦することも頻繁にあるのだが、そのときは駒落ちが採用される。

1級差だと平手と香落ちを交互に指し、2級差があるときは常に香落ち。3級差以上離れるような対局は基本的には組まれないようだ。

香落ちというのは角側の香を落とすものと決まっている。となると当然居飛車系の将棋にはしづらい。矢倉に囲っても、香がいないと端が弱く、すぐに攻められてしまう。

そこで上手は大抵の場合、振り飛車を採用する。居飛車党であっても、ある程度振り飛車を指せないといけないのである。厳しいようだが、自分の将棋の幅を広げるいいチャンスだとも言える。






奨励会の仕組み3・級位者編

級位者は1回の例会ごとに3局指す。例会は月に2度だから、1ヶ月で6局、1年で72局指すことになる。この中で規定の成績を収めると、上の級に昇級していくことができる。

昇級規定は6-0,9-3,11-4,13-5,15-6となっている。このどれかの成績を取れば昇級である。いいとこ取りとはいえ、大きく勝ち越す力がなければなかなか規定を満たすことはできない。結構厳しい感じがする。

一方、2-8の成績となってしまうと降級点となり、これが2つになると降級となってしまう。ただし3-3の成績を取れば降級点は消すことができる。

ちなみに級位者の対局は持ち時間が1時間。これは慣れていない人には結構長い時間である。長時間の対局に慣れていくことも重要である。

年齢制限もいくつかあるが、最初の関門として、21歳までに初段にならなくてはいけない。なれなければ退会となってしまう。まずは初段に上ることが当面の目標となってくる。






GPS新手が登場!

昨日のA級順位戦の開幕戦、三浦弘行八段-屋敷伸之九段は興味深い進行となった。

第1図

矢倉の脇システムから第1図となったのだが、この△8四銀という手は電王戦でGPS将棋が指した手と同じ構想である。盤面右側の形が違っているのでまったく同じ局面というわけではないが、電王戦を参考にして指した手であることは間違いない。

結果的には後手が負けてしまったが、現段階ではこの手が悪いとは言い切れない。これから多くのプロによって研究され、解明されていくだろう。

電王戦終了後に棋士達がコンピュータから学ぶことはたくさんあるというコメントをしていたが、本局はまさにそれを証明する一局だった。これからもコンピュータの新手が頻繁に現れるようになるのではないだろうか。

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奨励会の仕組み2・勉強法

奨励会といっても毎日将棋を指す訳ではない。基本的に月2回の例会とよばれる日に対局し、その結果により段や級が上がっていく。

基本的に例会以外の日は自由。だが、この自由な時間でどれだけ勉強するかによって成績が大きく変わってくる。絶対に強くなりたいという意志が何より大事な世界である。

当然ながら将棋には指導してくれるコーチはいない。自分なりの勉強法を見つけたり、スランプ時の気持ちの立て直し方、生活習慣の確立、対戦相手の研究等、自分ひとりで全てをやらなくてはならない。これらを奨励会で学んでいくのである。これらのことができなくては、一人前のプロにはなれない。






総選挙と将棋

将棋のいいところは、老若男女すべての人が同じ条件で戦えるところである。そして、強いほうが勝つ。その公平でわかりやすいところこそが将棋の魅力なのではないだろうか。

これがもし総選挙で1位になった棋士が名人になれるという仕組みだったらどうだろうか。自分は将棋ファンにはなっていなかったと思う。たしかに面白い将棋を指す棋士は増えるかもしれないが、面白ければそれでよし、という風潮になり、将棋の質が下がってしまうのではないか。それはあまり好ましいことではない。

やはり実力で全てが決まるという今の仕組みは素晴らしい。もちろん厳しさもあるが、だからこそファンを惹きつける名勝負が生まれるのだと思う。






奨励会の仕組み1・会員のレベル

現在女流棋士の里見香奈さんが在籍していることでも注目を浴びている奨励会。だが詳しい仕組みを知っている人は意外と少ないのではないだろうか。

まずレベルだが、奨励会6級でもアマ四段・五段クラスである。小学生か、遅くても中学生のときまでにこのレベルに達していないとプロになるのは不可能である。スタートラインに立つことすらできない。

NHKで毎年、小学生名人戦の模様が放映されているが、大変レベルが高い。そこで上位になった子達が奨励会に入ってくるのだから、レベルが高いのも当然である。

将棋倶楽部24のレーティングを例にすると、6級ですでに2000点はある。そして1つクラスが上がるごとに100点プラスされる感じだろう。それでいくと初段は2600点、三段は2800点ということになる。鬼のようなレベルの高さである。






谷川会長が再任

日本将棋連盟新役員のお知らせ
http://www.shogi.or.jp/topics/2013/06/post-753.html

日本将棋連盟の棋士総会が行われ、谷川浩司会長が再任された。任期は2年。将棋界はさまざまな問題を抱えているが、谷川会長の手腕に期待したい。





光速の終盤術 (将棋連盟文庫)





順位戦予想

今日のB級1組の対局を皮切りに、いよいよ今期の順位戦がスタートする。ここで遅ればせながら、各組の優勝・昇級者を自分なりに予想してみたい。なお、降級予想は気が引けるのでやめておく。

A級 郷田真隆九段

ここ数年は他棋戦でも非常に活躍しており、棋王を失ってからも好調を維持している。久々の名人挑戦に期待したい。

B級1組 豊島将之七段 山崎隆之七段

まずは豊島七段をあげたい。このクラスは対局数が多く混戦になるため、4敗でも上がれるケースもある。順位が低くてもあまり関係ない。豊島七段は確実に星を伸ばしてくるのではないだろうか。

もう一人は山崎七段をあげたい。指し手のセンスはこのメンバーの中でもズバ抜けている。あとは取りこぼしを少なくできるかどうかがポイントだろう。

B級2組 佐藤天彦七段 窪田義行六段

最初の一枠はここのところ充実著しい佐藤七段で決まりだろう。明らかに力をつけており、上のクラスでも充分やれる実力者である。

もう一人は窪田六段をあげる。昇級争いに何度か絡んだこともあり、実力は充分。今年は混戦になりそうなので、2敗ならチャンスがありそう。

初参加の村山六段や稲葉六段も有力だが、今回はあえて外す。このクラスのベテラン勢はしぶとく、簡単に1期での通過はさせてもらえないのではないか。

C級1組 中村太地六段 菅井竜也五段

このクラスは若手有望株が多く、一番予想が難しい。

まずは中村六段。各棋戦で活躍しており、抜けた実力である。取りこぼしがなければ昇級できるだろう。

菅井五段はC級2組から上がってきたばかりだが、連続昇級に期待したい。勢いがあるので、序盤を乗り切れば一気に星を伸ばすのではないだろうか。

C級2組 永瀬拓矢五段 大石直嗣六段 澤田真吾五段

どうしても若手が多くなってしまうが、昨年の新人王の永瀬五段の実力は一枚抜けている。全勝しても何らおかしくはない。

大石六段は順位戦ではあまり目立たないが、他棋戦での活躍が光る。そろそろC級1組へ上がってほしい。

澤田五段は前期は最終戦で涙を飲んだ。その悔しさをぜひとも晴らしてもらいたい。






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プロフィール

gyan

Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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