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王位戦主催の新聞三社連合

長年王位戦を主催しているのが新聞三社連合。だが三社連合と聞いてもピンとこない人も多いと思う。

この三社連合というのは、北海道新聞、中日新聞、西日本新聞というブロック紙の三社が他紙に対抗するために1950年に創設されたものとのこと。王位戦は1960年に創設され、現在までで54期の実績を重ねている。

王位戦の主催としては東京新聞(中日新聞の系列)、神戸新聞、徳島新聞が加わり、6紙による主催という形となっている。

王位戦は夏の観光シーズンに全国各地を転戦するのが魅力だが、それは地方のブロック紙が主催となっていることが理由だろう。非常に魅力ある棋戦で、これからも長く続いてもらいたい。





盤上の攻防―将棋王位戦五十年




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銀落ちのススメ

将棋ファンの間で駒落ち戦はイマイチ人気がない。だが棋力に差があっても互角に勝負ができるという優れたアイディアであり、もっと広まってほしいと考えている。

ではどうして人気がないのか考えてみると、平手戦と感覚が違いすぎるところがあげられると思う。

その一例として第1図を見ていただきたい。

第1図

第1図は二枚落ちで下手が「二歩突っ切り定跡」という有名な定跡を用いたところ。下手を持って指したことがある人ならわかると思うが、上手の中段玉がなかなか手ごわく、どう攻めたらいいのかわからないのだ。そして上手にジワジワと攻められ、と金を作られたり、大駒を取られてしまう。こういう展開になってしまうのが、駒落ち嫌いにつながっているのだと思う。

そもそも二枚落ちは上手側に金銀が4枚あり、守備力が非常に固い。下手が勝ち切るのは大変な手合いである。

そこで提案したいのが「銀落ち」である。

第2図

これなら上手の守りが薄いため、下手から割と自由に攻めやすいのではないだろうか。一方で上手も大駒を持っているため攻撃力がある。攻め合いの面白い将棋になるのではないだろうか。

また、上手の大駒を責めるという感覚も学ぶことができる。例えば棒銀で角頭を狙う・・・というような攻め方は平手にも応用できる。平手と似た感覚で指せるのも利点の一つである。

なぜ銀落ちが一般的でないのか理由はよくわからないが、二枚落ちよりは断然面白く、勉強になると思う。ぜひ一度試してみてください。





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山崎ワールド全開!永瀬六段を下す

第26期竜王戦本戦トーナメントの山崎隆之七段-永瀬拓矢六段戦は山崎七段がらしさ全開の指し回しで圧勝、竜王挑戦に一歩近づいた。

第1図

まず第1図の後手陣が見たことのない構え。馬を引きつけて金銀7枚分の固さとはいえ、金銀が玉から離れていて不安な感じもする。通常穴熊は固さや遠さを重視するが、本局の山崎七段は手厚さを重視しており、穴熊としては珍しい指し方だ。

第2図

そして第2図。先手からの攻めを丁寧に封じながら、徐々に成駒を作っていく。この辺りではすでに入玉も視野に入れている。先手は駒の働きが悪く、攻めの糸口がなかなかつかめない。

投了図

そして△4二桂の局面で先手が投了。ここではもう後手の入玉を防げない。結局後手は第1図から攻めの手を1手も指さずに勝利を収めた。

若手の強豪を相手に快勝した山崎七段。次は準々決勝で郷田真隆九段との対戦となる。独創的な構想がどこまで通じるのか、楽しみな一戦となった。





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Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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