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第3回電王戦の出場棋士が決定!!

本日、第3回電王戦の出場棋士5人が発表された。出場するのは以下の5名。

屋敷伸之九段
森下卓九段
豊島将之七段
佐藤紳哉六段
菅井竜也五段

正直、森下九段の出場には驚いた。どちらかといえばアナログ的な感じのする棋士で、電王戦に出てくるイメージが沸かなかった。またタイトル保持者の参戦はなかったが、豊島七段と菅井五段はどちらも20代前半の若手で未来のタイトル候補と言われている。ぜひのびのびと実力を発揮してもらいたい。

対するコンピュータソフト側は「電王トーナメント」が11月に行われ、出場する5ソフトが決定する。こちらにはBonanza、ponanza、ツツカナ、習甦ら有名なソフトがエントリーしている。まずはこちらの戦いに注目したい。

第2回電王戦のすべて



JT杯、羽生三冠が決勝進出

注目のライバル対決となったJT杯準決勝の羽生善治三冠-渡辺明竜王は羽生三冠が快勝、見事に決勝進出を果たした。

本局は相矢倉の銀損定跡と呼ばれる形に進んだ。後手の渡辺竜王の対策が見所だったが、先手のほうが先に攻め方を変える展開となった。このあたりは相手に的を絞らせないという羽生三冠の作戦なのかもしれない。

第1図

第1図より ▲1二歩成 △7八桂成 ▲同玉 △8六歩 ▲同歩 △8八歩 ▲8五香(第2図)

急所の△8六桂に対して無視する対応は珍しいのではないだろうか。▲同歩と取るよりも安全と見たのだろうか。そして△8八歩の瞬間に▲8五香と切り返す。この香が厳しかった。後手は飛車の逃げ場所が難しい。

7二や9二に逃げると▲8三香成と追撃されるし、6二なら▲5四桂がある。本譜は△5二飛と逃げたが、それでもやはり▲5四桂が厳しく先手の勝ちとなった。

第2図

これで羽生三冠は4年連続の決勝進出。何やら当たり前のように勝ち進んでいるが、よく考えるとものすごい大変な記録で、あらためて羽生三冠の強さに驚かされる。

今日はJT杯、羽生-渡辺戦

本日は第34回JT日本シリーズの準決勝、羽生善治三冠-渡辺明竜王の一戦が愛知県名古屋市のポートメッセなごやで行われる。

他の棋士には申し訳ないが、事実上の決勝戦と言っても過言ではない一戦。お近くにお住まいの方はぜひ生でご覧になってください。

女流王将戦は香川女流が先勝

本日行われた第35期女流王将戦第1局は挑戦者の香川愛生女流二段が里見香奈女流王将を131手で破り先勝、初のタイトルに王手をかけた。

将棋、挑戦者香川愛生が先勝 女流王将戦第1局(47NEWS)
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013100501001710.html


中継がないため詳しい将棋の内容はわからないが、ここのところの香川さんの充実ぶりは素晴らしい。駒がどんどん前に出る、勢いあふれる将棋を指している。一気に初のタイトルを期待したいところ。もちろん里見さんにも女流の第一人者としての意地も見せてもらいたい。

女流棋界に関する2つの動き

皆さんもすでにご存知のことと思うが、先日、女流棋界に関して日本将棋連盟から2つの発表があった。

女流棋士仮会員(女流3級)資格付与規程
http://www.shogi.or.jp/topics/2013/10/post-840.html


今後、アマチュアの女性がプロ棋戦でベスト8に進出した場合、女流3級の資格を得ることとなった。

現実的にベスト8までアマチュアが残る例はほとんどなくかなり厳しい基準だが、それでも可能性があると励みになる。女流アマ界がますます活気づくのではないだろうか。

日本女子プロ将棋協会(LPSA)への対応について
http://www.shogi.or.jp/topics/2013/10/post-841.html


個人的には連盟の毅然とした態度を評価したい。協力的でない他団体と何も手を組む必要はない。連盟だけでじゅうぶん棋戦を盛り上げていけることは間違いない。

小山田さん健闘及ばず、清水女流に敗れる

第7期マイナビ女子オープン本戦1回戦の注目カード、清水市代女流六段-小山田友希さんの一戦は清水女流が地力を発揮して勝利。小山田さんは惜しくもここで敗退となってしまった。

第1図

本局は一手損角換わりで、力のこもった戦いとなった。今先手が▲5四歩と突いたところだが、ここからの対応がどうだったか。

第1図より △4一桂 ▲2二角 △5四歩 ▲1一角成(第2図)

後手は手堅く△4一桂と受けたが、ここは怖くとも△5四同歩と取る一手だったと思う。先手としても一気に決めるのは大変な局面である。本譜は△4一桂と使ってしまったために、悠々と▲2二角から香を取る手が間に合ってしまった。後手としては桂を持ち駒にしておけばいつでも△8六桂の切り札があっただけに、それが無くなってしまったのが痛かった。

第2図

敗れた小山田さんだが健闘と言っていい内容だったと思う。もう少し経験を積めばじゅうぶんプロレベルでやっていけるのではないだろうか。今後の活躍に期待したい。

藤森哲也四段が新人王に王手

第44期新人王戦第1局の藤森哲也四段-都成竜馬三段が行われ、105手にて藤森四段が勝利し初の新人王に王手をかけた。

第1図

第1図は藤森四段が5五の銀を▲4四銀としたところ。この手が棋譜中継によると▲6三桂不成、△同桂、▲6二金以下の詰めろになっているようだ。仕方なく後手は△5二馬と逃げたが▲8一飛成がまた詰めろとなっては勝負ありで先手の勝ちが決まった。藤森四段の鋭い踏み込みが印象的な一局だった。

中村太地六段、初のタイトルに王手!

第61期王座戦第3局、羽生善治王座-中村太地六段は先手の中村六段が勝利、2勝1敗として初のタイトルまであと1勝となった。

第1図

中盤からペースを握った中村六段がやや優勢で迎えた第1図。ここからの指し手が落ち着いている。

第1図より ▲9一成銀 △同飛 ▲4六歩 △5四馬 ▲6五金 △4三馬 ▲3四香(第2図)

香を取った後、すぐに▲3四香や▲3四桂が予想されたが、一旦▲4六歩と馬を追ったのが冷静だった。手順に△5四馬と好位置に引かれるようだがそこで▲6五金と手厚く受けたのが自陣を安全にする好手だった。

以下、馬を引かせて▲3四香としたところでは先手の攻めが細いながらもつながる形で、先手が指せる。以下も確実に寄せ切り、中村六段が大きな2勝目をあげた。

第2図

本シリーズは中村六段の落ち着きぶりが光る。一直線の寄せだけではなく、慎重な指し手で逆転を許さない。羽生王座相手にこのような指し回しができる人はなかなかいないのではないだろうか。

とはいえ、羽生王座はここからが強い。中村六段があと1勝をあげられるかどうか、第4局は大きな一番となりそうだ。

将棋世界 2013年 11月号 [雑誌]



カロリーナ・ステチェンスカさんが10月から研修会で対局開始

ポーランド出身で女流棋士を目指しているカロリーナ・ステチェンスカさんが、10月から研修会での活動をスタートすることになった。今年の6月に試験に合格し、C2クラスに入ることが決まっている。

すでに公式戦でプロに2勝をあげた実力者である。言葉の問題など大変な部分もあるが、日本の環境に慣れてくればC1クラスに上がるのも時間の問題ではないだろうか。初の外国人女流棋士の誕生を期待したい。

カロリーナ・ステチェンスカさん 10月から研修会C2クラスで対局開始
http://www.shogi.or.jp/topics/2013/10/-10.html

明日、王座戦第3局

いよいよ明日、第61期王座戦第3局、羽生善治王座-中村太地六段が行われる。どちらが先に王手をかけるか、タイトルの行方を左右する大事な一局となる。

第1局は後手の羽生王座が珍しく一手損角変わりに誘導したが結果が出なかった。今回はおそらく横歩取りを目指すのではないだろうか。両者ともに得意としている戦型だけに、熱戦が期待できそうだ。

中継サイト http://live.shogi.or.jp/ouza/

甲斐女流が倉敷藤花戦の挑戦者に

第21期倉敷藤花戦の挑戦者決定戦、甲斐智美女流王位-香川愛生女流ニ段が行われ、119手で先手の甲斐女流が勝ち、里見香奈倉敷藤花への挑戦権を獲得した。

第1図

第1図より ▲5ニ歩成 △同金 ▲5八歩 △6七馬 ▲6一竜(第2図)

ここで黙っていると△7七銀成と角を取られてしまうため、先手が忙しい局面。だがここで▲5ニ歩成~▲5八歩がうまい手順だった。これで先手玉が一気にしっかりした形になった。

そして△6七馬に▲6一竜と金取りにじっと寄った手が厳しい。もし△4ニ金と逃げれば▲6六角と銀を取って▲2一銀の筋がある。甲斐女流が巧みな指し回しで混戦を制した。

第2図

これで倉敷藤花戦は今期2度目の里見-甲斐戦となった。勢いに乗って二冠を目指す甲斐女流と、二度も続けて負けるわけにはいかない里見女流の対決。名勝負になることは間違いない。また敗れた香川女流も女流王将戦の挑戦が決まっており、こちらも熱戦を期待したい。
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プロフィール

gyan

Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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