オーストラリアドル

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11月の予定

第26期竜王戦
渡辺明竜王(0勝)- 森内俊之名人(2勝)

第3局 11月7・8日 福岡県筑紫野市 二日市温泉 大丸別荘
第4局 11月21・22日 香川県綾歌郡宇多津町 サン・アンジェリーナ
第5局 11月28・29日 富山県黒部市 宇奈月温泉 延楽

第3期リコー杯女流王座戦
加藤桃子女流王座(1勝)- 里見香奈女流三冠(0勝)

第2局 11月3日 東京都港区 明治記念館

第21期倉敷藤花戦
里見香奈倉敷藤花 - 甲斐智美女流王位

第1局 11月10日 島根県仁多郡奥出雲町 玉峰山荘
第2局 11月23日 岡山県倉敷市  倉敷市・倉敷市芸文館
第3局 11月24日 岡山県倉敷市  倉敷市・倉敷市芸文館

JT将棋日本シリーズ決勝
羽生善治三冠 - 久保利明九段 11月10日 東京ビッグサイト

その他
将棋電王トーナメント 11月2~4日
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C級1組は糸谷、高崎、菅井の3名が5連勝

C級1組順位戦は半分の5回戦が終了し、5戦全勝が糸谷哲郎六段、高崎一生六段、菅井竜也五段の3名となった。1敗勢には佐々木慎六段、中村太地六段、船江恒平五段と若手の実力者がズラリと並ぶ。誰が昇級してもおかしくない状況で、このクラスのレベルの高さが伺える。

今後の対戦相手を見ると、9回戦で糸谷六段と高崎六段の直接対決が組まれている。また菅井五段も最終戦で中村六段との対戦があり、まだまだ予断を許さない。昇級争いは最終戦までもつれることになるかもしれない。

森内名人、後手番制し大きな2勝目

渡辺明竜王に森内俊之名人が挑戦する第26期竜王戦第2局は後手の森内名人が102手までで快勝。スコアを2連勝として10期ぶりの竜王復位に大きく前進した。

本局も第1局と同じ急戦矢倉となったが、先に先手の渡辺竜王が変化して第1局とは別の展開となった。第1図は先手陣がバラバラながらも▲3五角と勝負に出たところ。だがここからの森内名人の受けが力強い。

第1図

第1図より △2二玉 ▲1三角成 △同玉 ▲1四香 △2二玉 ▲3六香(第2図)

△2二金と受けるくらいかと思っていたら何と△2二玉と顔面受けで凌ぐ。▲1三角成から猛攻をくらい、▲3六香と打たれたところは後手ピンチにも思えるが、森内名人は全く慌てなかった。

第2図

第2図より △3四歩 ▲同香 △3三銀(第3図)

△3三歩のような玉が狭くなる受け方では▲1二飛、△3一玉、▲1一飛成とされたときに合い駒が大駒しかなくまずい。だが一旦△3四歩と中合いしてから△3三銀がうまい受け。先ほどの手順に対しては最後△4二玉と逃げることができる。3三の地点には角も利いており後手陣は意外と固い。

第3図

この後も先手の攻めをきっちりと封じこめた森内名人がそのまま勝利した。不利な後手番で、しかも渡辺竜王が得意としている急戦矢倉を用いてのお株を奪うような勝利。竜王奪取へ向けての貴重な勝利となった。

矢倉の急所〈2〉 (最強将棋21)



加古川青流戦、佐々木勇気四段が2勝1敗で初優勝!

第3期加古川青流戦佐々木勇気四段-千田翔太四段戦は第2局で千田四段が1勝を返しタイに持ち込んだものの第3局は佐々木四段が快勝、2勝1敗で初優勝を果たした。

第1図

第1図は最終第3局の終盤戦。この△8五銀と打った手が好手だった。先手の8三香、9三成香の裏を取るような攻めで、次の△7五歩が猛烈に厳しい。佐々木四段が鋭い攻めで棋戦初優勝を果たした。

第2局でも途中は佐々木四段が必勝形だったのだが、千田四段の粘りの前にまさかの逆転負けを喫していた。普通なら引きずるところだが、第3局では気持ちを切り替えて自分らしい攻め将棋を貫いての勝利。佐々木四段の精神力の強さが光ったシリーズとなった。


竜王戦第2局、またも急戦矢倉に

渡辺明竜王に森内俊之名人が挑戦する第26期竜王戦の第2局が本日から始まった。注目の戦型は第1局に続いてまたしても急戦矢倉となった。森内名人が後手で急戦矢倉を用いるのは珍しく、かなり意表を突く展開となった。

第1図

森内名人は今年の名人戦でも第1局で相手が採用した相掛かりを第2局で逆に採用して結果2連勝を収めた。俗に「往復ビンタ」と言われており、負けた側に精神的なダメージを与えることになる。とはいえ森内名人がそれを狙っているという訳ではなく、おそらく第1局で気になる変化があったのではないだろうか。どこで第1局と変化するのか注目したい。

加藤桃子女流王座、辛抱実り白星スタート

加藤桃子女流王座に里見香奈女流三冠が挑戦する第3期リコー杯女流王座戦は昨日開幕し、加藤女流王座が勝利して防衛へ向け、好スタートを切った。

第1図

第1図は加藤女流王座が△4二桂と粘ったところ。図のかなり前にも△2三銀打と打っており、とにかくしっかり守りを固めて崩れない指し方が逆転を呼んだ。

ここで▲3四桂と打っていれば先手が有望だったようだが、▲5五飛と自重したため△6七歩成と大きなと金ができて形勢逆転。里見女流としては踏み込む順を逃したのが悔やまれる一局だった。

本局は加藤女流王座の強さが光った一局だった。苦しい中盤で粘り強く辛抱し、優勢になってからは着実にリードを広げ、最後は一気の寄せで先手玉を見事に詰ましあげた。しかも相手の得意の石田流を破っての勝利だけに第2局以降はさらに自信を持って戦えるのではないだろうか。

佐々木勇気四段が先勝!

第3期加古川青流戦の決勝第1局、千田翔太四段-佐々木勇気四段が行われ、後手の佐々木四段が先勝して初優勝に王手をかけた。

第1図

本局は相矢倉の角対抗形となった。第1図は先手が▲5五歩と一歩を取ったところ。理想形に組んで次の▲2五歩の継ぎ歩を狙っており充分かと思ったのだが、ここからの指し手がちょっと気づかない構想だった。

第1図より △6三角 ▲5四歩 △同角 ▲2六飛 △3六角 ▲同飛 △3五銀(第2図)

△6三角と銀を狙ったのが見えづらい一手。以下角をばっさり切って△3五銀で大駒を取り返す。形勢不明ながら、先手からの継ぎ歩の狙いを上手くかわして混戦に持ち込んでペースを掴んだ。このあたりの指し回しはなかなかセンスを感じさせる。以下、上手い指し回しを見せた佐々木四段が勝利を収めている。

第2図

引き続き明日、第2局、第3局が行われる。現在勝率ランキングで1位と2位を占める両者。期待の若手同士の決戦は果たしてどちらが制するだろうか。

いよいよリコー杯女流王座戦が開幕!

本日から第3期リコー杯女流王座戦が始まる。加藤桃子女流王座に里見香奈女流三冠が挑む注目の顔合わせとなった。

2人はともに奨励会員である。女流のタイトル戦で現役の奨励会員同士が戦うのは珍しいのではないだろうか。どんな将棋になるのか楽しみだ。


中継サイト
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/


渡部愛さんが女流王位リーグ入りで女流2級に

昨日、渡部愛女流3級が女流王位戦の予選の決勝で本田小百合女流三段を破り、女流王位リーグ入りを決めた。同時に規定により女流2級への昇級も決まった。

渡部女流は今年7月に女流3級となったばかりだが、わずか4ヶ月弱での昇級。成績も3戦全勝と負けなしである。蓄えていた力を一気に爆発させているような勢いがある。リーグでどこまで通用するのか注目したい。

甲斐智美女流王位が大金星、深浦九段に競り勝つ!

第55期王位戦の予選2回戦で甲斐智美女流王位が深浦康市九段を破る大金星を上げた。女流棋士が現役のA級棋士に勝つのは中井広恵女流六段が青野照市九段にNHK杯で勝って以来2度目だそう。4時間という長い持ち時間の棋戦で勝ったのは初のことで、歴史に残る勝利となった。

第1図

第1図は際どい終盤だが、この▲5五角が好手だった。詰めろではないため△3八竜とされると負けのようだが、そこで▲4三角成とした手が2五に利いてくるため詰めろ逃れの詰めろになる。このあたりの変化を甲斐女流は正確に読んでいたようだ。

第2図

そして数手後の第2図。先手玉に詰めろがかかった局面だが、ここから正確な寄せを見せる。

第2図より ▲1三銀 △同歩 ▲同歩成 △同香 ▲同香成 △同玉
▲1一飛 △2二玉 ▲1三金 △3三玉 ▲3一飛成 △3二香
▲2二銀 △3四玉 ▲3二竜 △2五玉 ▲3五竜 △同玉
▲4六馬 △2五玉 ▲2六香(投了図)まで甲斐女流王位の勝ち

手順が長くなってしまったが▲1三銀と放り込みから一気の寄せ。途中▲3五竜と捨てたのが決め手で、あとはわかりやすい即詰みとなる。かなり長手数の詰みだったが、秒読みの中きっちりと読み切っていた。

投了図

それにしてもこの大金星は驚いた。深浦九段は現A級で、王位3期の実績を誇っている。棋風も手厚く、負けにくい将棋のイメージがある。内容的にも相手のポカで勝った訳ではなく、終盤の競り合いの中で読み勝ったのだから素晴らしい。昨日の女流王将戦の記事でも女流のレベルアップについて書いたが、将棋ファンの想像以上に力をつけているのだろう。

香川愛生さんが新女流王将に!!

本日第35期女流王将戦第3局が行われ、挑戦者の香川愛生女流ニ段が里見香奈女流王将を破り、2勝1敗で見事女流王将のタイトルを奪取、同時に女流三段への昇段も果たした。

香川女流は今期絶好調。26局指して20勝6敗の好成績で、対局数、勝ち数、勝率の3部門でトップを独走している。勢いに乗って一気のタイトル獲得。以前テレビ番組の中で大学在学中にタイトルを取りたいと語っていたが、それを有言実行した形となった。

里見女流は女流王位戦に続く失冠で三冠に後退となってしまった。不調という訳ではないだろうが、奨励会二段の実力でもそう簡単には勝てないという厳しい時代になってきたのだと思う。今後の女流棋界の行方に注目したい。

香川二段、里見王将下し初タイトル 将棋・女流王将戦
http://www.asahi.com/culture/update/1023/OSK201310230034.html?ref=rss

都成竜馬三段が新人王に、史上初の快挙

第44期新人王戦都成竜馬(となりりゅうま)三段が藤森哲也四段を2勝1敗で下し、見事に新人王となった。奨励会員の優勝は史上初の快挙となった。

都成奨励会三段、初の新人王に ~奨励会員としては史上初めて~
http://www.shogi.or.jp/topics/2013/10/post-855.html


新人王となった都成三段は2000年に小学生名人戦に優勝しており、このときの決勝戦の相手が現在大活躍中の中村太地六段だった。若い頃から将来を嘱望される存在だったが、三段リーグは在籍13期目。やや苦戦中だが、是非とも壁を突破して四段昇段を果たして欲しい。

スケールの大きな中村太地六段の将棋

王座戦で惜しくも敗れてしまった中村太地六段だったが、最後まで羽生善治王座を苦しめる立派な戦いぶりだった。また内容面でもスケールの大きな将棋が光っていた。

第1図

第1図は最終第5局の中盤戦。3筋、4筋に位を取って堂々とした駒組。現代将棋では玉をがっちり固めることが多く、このような構想はなかなか見られない。昭和の古き良き時代を思わせるような手厚い将棋である。

そして第1図から△6五歩!、▲同桂、△5四歩(第2図)と進む。

第2図

△6五歩と打って桂馬を呼び込んでおいてから△5四歩と突く。いくら銀を殺すためとはいえ、相手の攻めを呼び込んで怖すぎる順である。羽生王座を相手にこの手を選べる度胸が素晴らしい。本局に限っては数手後に▲9五角という好手を指され先手の攻めが繋がってしまったが、相手の攻めを呼び込んで受けきろうというなんともスケールの大きな将棋だった。

敗れたとはいえ、羽生王座相手に内容的にも互角以上に渡り合った戦いぶりは素晴らしかった。近い将来、必ずタイトルを取ってくれると期待したい。

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羽生王座が逆転防衛、同一タイトル21期の新記録達成!!

第61期王座戦第5局、羽生善治王座-中村太地六段の一戦は先手の羽生王座が勝ち、3勝2敗での逆転防衛を果たした。

第1図

本局も途中まで難解な将棋だったが、明暗を分けたのは第1図からの攻防だった。

第1図より ▲6四金 △同銀 ▲同銀 △8四角 ▲7五歩(第2図)

先手は▲6四金と打つよりないところ。対して△同銀~△8四角が手順に角をいい位置に飛び出す好手に思えたが、次の▲7五歩が好手で、いっぺんに先手がよくなった感じがする。

手順の△8四角のところでは△6四同角と清算してしまったほうがまだよかったと思う。少し後手が悪いかもしれないが、まだまだ先の長い戦いに持ち込めたのではないだろうか。

最後の▲7五歩の効果で後手の角の働きが弱まり、また場合によっては▲8六飛と展回する手も生じた。この▲7五歩を中村六段は軽視していたのかもしれない。ここからは攻めが切れない形となり、先手が優勢となった。

第2図

これで羽生王座は通算21期目の王座獲得。大山康晴15世の王将20期を抜き、歴代同一タイトル獲得数で単独トップとなった。21期は途方もない数字で、今後もしばらく破られることはないだろう。どこまで記録を伸ばすか楽しみだ。

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明日いよいよ王座戦第5局

明日いよいよ第61期王座戦第5局、羽生善治王座-中村太地六段の大一番が行われる。羽生王座が防衛して21期目の王座となるのか、中村六段が念願の初タイトルとなるのか、大注目の一局となる。

中継サイト
http://live.shogi.or.jp/ouza/


対戦成績は羽生王座の7勝2敗。普段のタイトル戦では羽生王座を応援するファンが圧倒的に多いのだが、今回に限っては中村六段を応援するファンも多い。それだけ新しいスターの誕生が期待されているのだろう。はたして中村六段が羽生王座という厚い壁を打ち破ってタイトルを獲得できるだろうか。死力を尽くした大熱戦を期待したい。

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A級順位戦は羽生三冠が早くも星2つリード

第72期順位戦A級は4回戦までが全て終了し、4連勝の羽生善治三冠が早くも星2つの差をつける独走態勢に入っている。3年連続の名人挑戦は早くも当確というような状況になってきた。

一方、残留争いは熾烈を極めている。全敗者がおらず、1勝3敗が2人、2勝2敗が7人という状況になっている。9人による残留争いという空前の大混戦模様となっている。

最も苦しい状況なのが1勝3敗で順位の低い谷川浩司九段。19歳でA級入りして以来、32期連続でA級以上を維持している大棋士である。残り5局でどれだけ挽回できるか注目したい。

これぞ名人芸!森内俊之名人が初戦を制す

17日から開幕した第26期竜王戦渡辺明竜王-森内俊之名人は第1局から大激戦となったが143手で先手の森内名人が勝利した。

本局のポイントはいろいろあったが、一番印象深いのが第1図の局面。

第1図

第1図より ▲8三歩 △同飛 ▲7四銀不成(第2図)

第1図は非常に危険な局面で、何はともあれ▲8七歩と受けるところだろう。ところが森内名人は▲8三歩~▲7四銀不成と敵の攻め駒を責める手段に出た。非常に力強く、これぞ名人芸という感じの受けだった。

第2図

第2図以下は△9七桂成、▲同玉、△8四飛、▲6三銀成に△8六角と後手が強攻したが攻めが届かず、最後は森内名人が競り合いを制して見事に勝利を収めた。

森内名人は渡辺竜王に対してこれまで相性が悪く、最近10局では1勝9敗、通算でも10勝17敗と大きく負け越していた。それだけに本局は苦手意識を払拭する大きな1勝となりそうだ。

将棋世界Special.vol3「森内俊之」 ~宿敵・羽生との闘いの軌跡~ (マイナビムック) (マイナビムック 将棋世界Special vol. 3)



囲碁の井山裕太さんが「大三冠」に

囲碁の井山裕太さんが昨日、名人位を奪取した。これですでに獲得している棋聖・本因坊・天元・王座・碁聖と合わせて2度目の六冠王となった。

また、タイトルの中でも格が高い棋聖・名人・本因坊を併せ持つことを「大三冠」と呼ぶそうで、こちらは史上2人目の快挙となっている。

この大三冠は将棋界で言うと竜王と名人を同時に保持するようなものだろうか。こちらは羽生さん、谷川さん、森内さんが達成しており、囲碁の大三冠よりは前例が多くなっている。

残るタイトルの十段は来年の春にタイトル戦が行われる。予選を勝ち抜いて挑戦者となれば空前の盛り上がりを見せそう。七冠達成の快挙を期待したい。

井山裕太20歳の自戦記―史上最年少名人までの17局



塚田恵梨花アマ、ベスト8入りならず

昨日、第7期マイナビ女子オープンの1回戦、室谷由紀女流初段-塚田恵梨花アマの一戦が行われ、99手までで先手の室谷女流が勝利しベスト8入りを果たした。

ここまで快進撃で勝ち上がってきた塚田アマは本局に勝てば10月からの新規定により女流3級の資格を得られたのだが、あと一歩のところで敗退となってしまった。

第1図

第1図は先手が▲4四歩と打ったところ。この歩が厳しく先手ペースとなった。以下△4七歩成、▲4三歩成と激しい攻め合いとなったが、最後は先手が後手玉を鮮やかに寄せ切った。

これでアマチュア勢は全員敗退となってしまった。やはり現状ではプロの壁は高く、なかなかベスト8入りは難しいという印象がある。新規定によるプロがいつ誕生するのか、今後のアマチュア勢の活躍に期待したい。

今日から竜王戦第1局

いよいよ今日から第26期竜王戦渡辺明竜王-森内俊之名人の7番勝負が始まる。名人と竜王による番勝負は2010年竜王戦(渡辺-羽生)以来3年ぶり。最高峰の2人による熱い戦いに期待したい。

中継サイト
http://live.shogi.or.jp/ryuou/


戦いの様子はニコニコ生放送でも完全中継される。第1局の解説は1日目が木村一基八段と山田久美女流三段、2日目が加藤一二三九段と貞升南女流初段となっており、こちらも楽しみ。

ニコニコ生放送 初日
http://live.nicovideo.jp/watch/lv152235410


ニコニコ生放送 2日目
http://live.nicovideo.jp/watch/lv152236215


将棋世界Special.vol3「森内俊之」 ~宿敵・羽生との闘いの軌跡~ (マイナビムック) (マイナビムック 将棋世界Special vol. 3)



C級2組は佐々木四段と大石六段が5連勝!

昨日行われた第72期順位戦C級2組は折り返しの5回戦までが終了し、全勝は佐々木勇気四段と大石直嗣六段の二人のみ、1敗勢は7人おり、順位が最も上の澤田真吾五段に自力での昇級の可能性が復活した。

全勝の一人、佐々木四段は1994年生まれの19歳で本格派の居飛車党。16才2ヶ月でのプロ入りは三段リーグ創設以降、渡辺明竜王に次ぐ史上2番目の若さらしい。まだまだ荒削りという感じだが才能の豊かさを感じさせ、将来が楽しみな棋士。同じ1994年生まれで4勝1敗の阿部光瑠四段とともに、C級2組の昇級争いを盛り上げてくれそうだ。

里見女流、1勝を返す

本日行われた第35期女流王将戦第2局は里見香奈女流王将が香川愛生女流ニ段を下し、対戦成績を1勝1敗のタイとして決着を最終局へと持ち越した。

勝てば香川女流の初タイトルという一戦だったが、ここは里見女流が意地を見せた形となった。最終第3局は今月23日に行われる。大一番を制するのは果たしてどちらだろうか。


将棋、里見が勝ち1勝1敗に 女流王将戦第2局
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013101501001640.html

升田式石田流への対策は

いろいろと物議を醸している先日のNHK杯、中田宏樹八段-橋本崇載八段戦だが将棋の内容自体は素晴らしいものだった。

本局は後手の橋本八段が升田式石田流と呼ばれる戦法を採用する。アマチュアではこの戦法の使い手も多く、私もよく相手に使われて困っていたところ。なのでプロが実戦で対策を示してくれるのはありがたい。

第1図

第1図の先手陣だが、左銀を6八に置いたまま8八玉型に組んだのが面白い構想だった。もし仮に△4四飛としてくれば7七の地点が空いているため▲7七角(変化図)と打てる。以下△5四飛とするくらいだが、後手から動きづらい展開となり、先手が指しやすい。

変化図

実戦はこのあと先手が▲5六歩で銀を追ってから▲6六歩~▲6七銀と木村美濃に組んだのがバランスのよい構えで、作戦勝ちになっていると思う。このような将棋は序盤のちょっとした形の違いで後の展開が大きく変わってしまう。隙を作らずにバランスよい陣形を組み上げるプロの構想力の素晴らしさを再認識した一戦だった。

気になる渡辺竜王の調子

今週の木曜日からいよいよ竜王戦が開幕する。渡辺明竜王の10連覇がかかる注目のシリーズ。だが心配なのがその渡辺竜王の調子。3月に三冠に輝いたまではよかったものの、それ以降はあまり調子が上がっていない。

例年だったら竜王戦に合わせて徐々に調子を上げてくるのだが、今年に限ってはそのような感じがない。JT杯、A級で羽生善治三冠に連敗しており、内容的にも完敗だった。

推測だが昨年度に一気に三冠になったことで自然と気の緩みが出ているのかもしれない。昨年までは一冠しかなかったため常に背水の陣で竜王戦を戦っていたが、今回は負けてもまだ2つタイトルが残ることになる。そのことが悪い意味での安心感になってしまっているのではないかと心配してしまう。

挑戦者の森内俊之名人は今期絶好調。それだけに渡辺竜王がどこまで復調してくるのか、それが今期竜王戦の鍵を握ることとなりそうだ。

四間飛車破り 【居飛車穴熊編】 (最強将棋21)



NHK杯のインタビュー

今日のNHK杯の対局前インタビュー。正直、全然面白くなかった。本来は対局へ向けての意気込みを語る場であり、ウケ狙いの悪ノリは控えていただきたい。


A級、羽生三冠が渡辺竜王破り4連勝

注目のライバル対決となったA級順位戦4回戦の羽生善治三冠-渡辺明竜王は羽生三冠が快勝、4連勝で独走状態となった。

第1図

横歩取りの進行から第1図に。第1図の駒割は銀と飛・桂・香の3枚替えとなっており普通は後手が優勢と判断するだろう。だが今打った先手の▲6七歩が平凡ながら好手で、△6六桂の筋を消された後手から早い攻めがない。

こうなると後手の持ち駒の桂香の使い道がない感じになってしまっている。以下は先手が後手の飛車を捕獲し、素早く寄せて快勝となった。

これで羽生三冠は渡辺戦の対戦成績も26勝26敗と五分に戻している。最近の渡辺戦では中盤の大局観の違いで一気に差をつける展開が目立つ。43歳にしてますます進化しているのではないだろうか。本当に恐ろしい棋士だと思う。

大局観 自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)



B級1組、広瀬七段が1敗守る

昨日のB級1組順位戦では広瀬章人七段が畠山鎮七段との1敗対決に快勝し、トップの座を守った。広瀬七段は王位を失ってからしばらく低迷していたが、今期は絶好調。持ち前の終盤力をいかした切れ味鋭い将棋を取り戻している。A級入りも時間の問題といった感じになってきた。

ここで先日放映されたNHK杯の渡辺明竜王戦の終盤を取り上げたい。第1図はすでに後手が優勢で、いかに決めるかという局面。

第1図

第1図より △7九馬 ▲同銀 △6八金

攻守の要である馬をばっさり切って△6八金とくらいつく。これで先手玉は寄っている。広瀬七段の強さが存分に発揮された一局だった。

広瀬流穴熊 終盤の極意



新人王戦は都成三段が勝ち1勝1敗に

第44期新人王戦の第2局は都成竜馬三段が藤森哲也四段を破った。1勝1敗のタイとなり決着は第3局へと持ち越されることになった。

第1図

第1図は▲4八飛と自陣飛車を打ったところ。以下△3八金の喰らいつきにも▲4九飛と馬を取って先手の勝ちがはっきりした。△4九同金と取るのでは金がそっぽに行ってしまい辛すぎる。後手の攻めを切らした都成三段が見事に勝利を収めた。

本来ならどこかで攻め合いに出てもよかったと思うが、絶対に負けたくないという気持ちが伝わってくるような受け潰しだった。なんとなく三段リーグで人生を賭けて戦っている人の凄みのようなものが感じられた。第3局ではどのような将棋が見られるのか楽しみにしたい。

歴史的死闘を羽生王座が制して2勝2敗に

第61期王座戦第4局は千日手指し直しの末に羽生善治王座が中村太地六段を下し、スコアを2勝2敗のタイとして、決着を最終第5局へと持ち越した。

千日手局は横歩取りの進行。だがこの一局は早々に千日手となる。先手の羽生王座の判断がやや消極的にも思えた。この時点で中村六段に流れが向いており、初タイトルを予感した人も多かったのではないだろうか。

指し直し局は一手損角換わりに。ここからの中村六段の指し回しが素晴らしい。

第1図

第1図より ▲5六歩 △7七角成 ▲同桂 △4六歩 ▲4八金 △4七銀 ▲4九金 △5六銀成 ▲1二銀(第2図)

後手は角切りを狙っているにも関わらず、強く▲5六歩と催促する。こういう度胸が素晴らしい。そして△5六銀成まで攻めさせておいて、▲1二銀と斬り合いに出る。ギリギリの局面を踏み込んでいく本当に素晴らしい将棋だと思う。

第2図

そして第3図は最終盤。先手が後手玉を寄せにいった局面。

第3図

第3図より ▲5七桂 △同と ▲6六歩 △5六玉 ▲6八桂 △4七玉 ▲3八金打 △3六玉 ▲5二角成 △8九飛(投了図)まで羽生王座の勝ち

▲5七桂が痛恨の敗着に。△同とに▲6六金としても△6四玉で打ち歩詰めの形となり詰まない。一方先手玉の詰めろは解除されていないようだ。ここでは▲6六歩、△同と、▲同銀とと金を消す順なら先手が勝ちだったようだ。ずっと押し気味だった中村六段としては悔しい敗戦となった。

投了図

本局は両者が死力を尽くしたという感じで今年度一の名局だったのではないだろうか。これで勝負は最終局にもつれ込んだ。この素晴らしいカードをもう1局見られるのは嬉しい。最終局もどちらが勝つにしても熱戦を見せてくれるだろう。

決断力 (角川oneテーマ21)



ニューヒーローの誕生はなるか!

いよいよ本日、第61期王座戦の第4局が行われる。ここまで挑戦者の中村太地六段が羽生善治王座を相手に2勝1敗とリード。中村六段が勝てば初のタイトル獲得となる大一番。果たしてニューヒーローの誕生はなるだろうか。

今回は中村六段が後手番。かつては後手番で横歩取りをよく指していたが今シリーズではまだ登場していない。もしかしたら横歩取りの後手番は苦しいと感じているのかもしれない。そうなるとまた第2局のような矢倉系の将棋となるかもしれない。

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30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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