倉敷藤花戦、甲斐女流が1勝を返す
本日行われた第21期倉敷藤花戦第2局、里見香奈倉敷藤花-甲斐智美女流王位は甲斐女流が勝利。スコアを1勝1敗のタイとして最終局に望みをつないだ。

本局は相掛かり腰掛け銀という古風な戦型に。里見女流が居飛車を指すようになったのは知られているが、このところ甲斐女流も居飛車にチャレンジしているようだ。
第1図は先手が4四角のラインを防いで▲6六歩と突いたところで次に▲8二角から駒得する手を狙っている。ここで後手が激しく攻め立てる。
第1図より △7七歩 ▲同金 △8五桂 ▲8六金 △7七角(第2図)
ゆっくりできない後手は△7七歩と叩いて一気に攻めかかる。最後の△7七角は強引だが厳しい攻め。ここからは後手の攻めが繋がるかどうかの戦いとなった。

ずっと難しい戦いが続いたのだが、最後は後手が先手玉を寄せ切って勝利を収めた。投了図からは▲6六同玉に△6八竜、▲7五玉、△6六角から追って詰む。後手の積極的な攻めが功を奏した一局だった。

これで1勝1敗。引き続き明日第3局が行われる。里見女流が三冠を死守するのか、甲斐女流が一気に二冠になるのか注目の一番となる。

本局は相掛かり腰掛け銀という古風な戦型に。里見女流が居飛車を指すようになったのは知られているが、このところ甲斐女流も居飛車にチャレンジしているようだ。
第1図は先手が4四角のラインを防いで▲6六歩と突いたところで次に▲8二角から駒得する手を狙っている。ここで後手が激しく攻め立てる。
第1図より △7七歩 ▲同金 △8五桂 ▲8六金 △7七角(第2図)
ゆっくりできない後手は△7七歩と叩いて一気に攻めかかる。最後の△7七角は強引だが厳しい攻め。ここからは後手の攻めが繋がるかどうかの戦いとなった。

ずっと難しい戦いが続いたのだが、最後は後手が先手玉を寄せ切って勝利を収めた。投了図からは▲6六同玉に△6八竜、▲7五玉、△6六角から追って詰む。後手の積極的な攻めが功を奏した一局だった。

これで1勝1敗。引き続き明日第3局が行われる。里見女流が三冠を死守するのか、甲斐女流が一気に二冠になるのか注目の一番となる。
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