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2013年度のタイトル戦の結果

 今月から新年度を迎えるということで、2013年度のタイトル戦の結果をまとめてみたいと思う。

名人戦 森内俊之名人 4-1 羽生善治三冠
棋聖戦 羽生善治棋聖 3-1 渡辺明竜王
王位戦 羽生善治王位 4-1 行方尚史八段
王座戦 羽生善治王座 3-2 中村太地六段
竜王戦 渡辺明竜王 1-4 森内俊之名人
棋王戦 渡辺明棋王 3-0 三浦弘行九段
王将戦 渡辺明王将 4-3 羽生善治三冠

 昨年度のタイトル移動は竜王のみ。それ以外はタイトル保持者が防衛しており、勢力図は変わらなかった印象。森内、羽生、渡辺の3強の強さが際立った1年であった。

 若手の中では中村六段がタイトルまであと一歩と迫ったものの奪取はならなかった。今期こそ3強を打ち破る若手の出現に期待したい。

 続いて女流のタイトル戦。

マイナビ女子オープン 上田初美女王 0-3 里見香奈女流四冠
女流王位戦 里見香奈女流王位 2-3 甲斐智美女流四段
女流王将戦 里見香奈女流王将 1-2 香川愛生女流二段
倉敷藤花戦 里見香奈倉敷藤花 1-2 甲斐智美女流王位
女流王座戦 加藤桃子女流王座 1-3 里見香奈女流二冠
女流名人位戦 里見香奈女流名人 3-0 中村真梨花女流二段

 こちらは逆に6つ中5つでタイトル交代劇がおこる波乱の一年となった。その結果、里見女流が三冠、甲斐女流が二冠、香川女流が一冠というこちらも3強時代に。里見女流が半年間の休場を発表しているだけに、また勢力図が大きく変わりそうな予感がする。こちらも目が離せない。


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ツツカナ快勝、コンピュータが今年も勝ち越す

 第3回電王戦第4局、ツツカナ森下卓九段戦は135手にて先手のツツカナが勝利。コンピュータ側が3勝目をあげ、昨年に続き勝ち越しを決めた。

 本局は相矢倉の加藤流と似たような展開に。プロ間でも随分指されたことのある戦型で、森下九段としては最も力を発揮できる展開だっただろう。

第1図

 第1図は4七の金を△3八金とすり込んだところ。ここからのツツカナの指し手が印象に残った。

第1図より ▲5七金 △2八金 ▲同飛(第2図)

 誰もが▲1七角とかわせば後手が困っているのではないかと思っていたところで▲5七金という力強い手厚い一手を放つ。以下▲2八同飛となった局面は先手陣がさっぱりし、4筋、5筋の強大な厚みが生きる展開となった。

第2図

 数手進んだ第3図。先ほど入手した金を▲4四金と打ち込んだのが強烈。このようなジワジワした攻めは受けづらく、なかなか逆転を狙うのは難しい。結局ツツカナがこのまま押し切って勝利を収めている。

第3図

 ツツカナは昨年に続く勝利。昨年は中盤で無理攻めを決行するなど荒さも目立っていたが、今年は洗練された指し回しで、一年でここまで強くなるのかと感心させられた。コンピュータ将棋は想像以上の速さで進化しており人間にとっては年々厳しい戦いになっていきそうな気がする。


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Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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