竜王戦、糸谷六段が競り勝って先勝!
森内俊之竜王への挑戦権を争う第27期竜王戦の挑戦者決定戦第1局、糸谷哲郎六段-羽生善治名人の一局は127手にて先手の糸谷六段が勝利。初のタイトル戦まであと1勝と迫った。

本局は糸谷六段の先手で角換わり腰掛け銀に。第1図は微妙な形勢の終盤戦。ここで控え室では△5八桂成で後手よしと言われていたが…。
第1図より △7八桂成 ▲同玉 △6六桂 ▲7七玉 △5八桂成 ▲6五飛(第2図)
本譜も自然な流れに思われたが、最後の▲6五飛が攻防に働く一手で、これが詰めろになっている模様。形勢はまだまだ難しいものの、ここでペースを握った先手が押し切る形となった。

糸谷六段としては大きな1勝。持ち味をフルに発揮した将棋で、自信になったのではないだろうか。とはいえ羽生名人もここから底力を発揮してくるだろう。第2局も大熱戦になりそうだ。


本局は糸谷六段の先手で角換わり腰掛け銀に。第1図は微妙な形勢の終盤戦。ここで控え室では△5八桂成で後手よしと言われていたが…。
第1図より △7八桂成 ▲同玉 △6六桂 ▲7七玉 △5八桂成 ▲6五飛(第2図)
本譜も自然な流れに思われたが、最後の▲6五飛が攻防に働く一手で、これが詰めろになっている模様。形勢はまだまだ難しいものの、ここでペースを握った先手が押し切る形となった。

糸谷六段としては大きな1勝。持ち味をフルに発揮した将棋で、自信になったのではないだろうか。とはいえ羽生名人もここから底力を発揮してくるだろう。第2局も大熱戦になりそうだ。
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