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相矢倉・脇システムについて

先日の記事でちらっと紹介したNHK杯の準々決勝・三浦弘行八段-郷田真隆棋王戦から。

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この将棋は脇システムと呼ばれる戦型で、図は郷田棋王が6四の角を4二に引いたところだが、この△4二角が珍しい。私は知らなかったが、古い定跡にはある手のようで、近年では2004年の王将戦第4局(森内-羽生)でも指されていた。

この△4二角では△1四歩とするのが一般的だが、よくよく考えてみると、棒銀で攻められる可能性があるのに端歩を突くというのは、将棋の常識からするとおかしな一手である。そこで△4二角と角交換を拒否し、後手から9筋を攻めるというのは非常に理にかなっている。本筋を追求する郷田棋王らしい構想だ。そう考えると先手が▲9六歩と突くのもおかしいのかもしれない。常識とされていた手が実は間違っているかもしれない。いろいろと考えさせられる将棋であった。

この脇システムはプロ間で現在ブームになりつつある。今後定跡がどのように進化していくのであろうか。




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Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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