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相矢倉 銀損定跡

相矢倉で91手組定跡と並んでプロ間で指されているのが銀損定跡と呼ばれるもの。これは中盤早々に先手が銀損してしまう定跡である。一見不利なようだが、上手く攻めをつなげられれば有望である。

第1図

代表例として2012年の王座戦第4局の指し直し局を見ていきたい。第1図は桂交換から後手が△5三桂と銀取りに打ったところ。

第1図より ▲3四銀 △同金 ▲5五歩 △4四金 ▲3五歩 △5五金 ▲3四歩(第2図)

▲3四銀と捨てるのが銀損定跡の始まり。この手で▲4六歩とつなぐような手もあるが、勢いがない。それよりも銀を捨てて一気に攻めようというのが銀損定跡の趣旨であり、相矢倉らしい攻め方と言える。

銀を捨てた後、一回▲5五歩と角道を止めるのが大きい。事前に6六銀型にしておくこともポイントである。

そして3筋の歩を伸ばしていって第2図。この3四歩の拠点は大きい。後手玉のコビンを攻めた急所の一手となっている。

第2図

第2図より △4三銀打 ▲1五歩 △同歩 ▲1四歩 △3七歩 ▲2八歩 △3四銀 ▲3五歩 △同銀左 ▲1五香(第3図)

手順が長くなってしまったが、▲1五歩から端を攻めるのが急所。将来▲2五桂と打ったときに端と3筋の両方に利いてくるため非常に効果的となる。

後手はなんとか△3四銀と歩を払って頑張るが、▲1五香と走った第3図は先手が好調である。

第3図

第3図以下は△1二歩、▲1八飛、△2四銀、▲2五桂と進行した。徹底的に端攻めを見せて、先手がじゅうぶんな展開と言える。

銀損定跡は先に駒損する代わりに先手が一方的に攻め続ける展開となる。攻め好きな人にはぜひおすすめしたい。攻める際には端攻めをうまく絡めるのがポイントになってくるようだ。

矢倉の急所―4六銀・3七桂型 (最強将棋21)



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Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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