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電王戦タッグマッチ第1試合、佐藤ポナンザ組が底力見せる

昨日行われた電王戦タッグマッチ。結果もさることながら内容が非常に興味深いところだったので、1局ずつ振り返っていきたい。

1回戦は阿部光瑠四段・習甦組-佐藤慎一四段・ponanza組の一戦。

第1図

第1図は後手が△7三桂と跳ねたところ。こういう手は人間には指しづらい。直感的に飛車が狭くなってまずいと感じてしまう。だがコンピュータ将棋はこういう手が大得意。飛車を取られても、その先の展開で攻めが続けばよしと判断する。

この手は「少し欲張った手」であり、人間同士の対局にこのような手がプラスされるだけでも、棋譜の内容がレベルアップしたと言えるのではないだろうか。

第2図

そして第2図。攻め続けた後手が有利かと思われていたが、金取りを無視しての▲6五歩がすごい勝負手であった。これも人間には指せないタイミングである。ここからは先手が有利となったようで、最後は相入玉になったものの先手が点数で有利となり、185手までで後手の投了となった。

第1試合からすごい大激戦だった。もうちょっとお遊びの緩い空気になるのかと思っていたらとんでもない。本気モードの対局であった。ponanzaが電王戦でも見せた受けの強さを発揮、そして随所で佐藤四段の判断力も光り、見事な逆転勝利となった。

第2回電王戦のすべて



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Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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