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長考することの意味

先日のA級順位戦最終局、郷田真隆棋王-渡辺明竜王戦で郷田棋王が大長考したことが話題となった。第1図の局面から193分もの考慮時間を使って、△2二玉と指したのである。

第1図

193分と言われてもピンとこないが、わかりやすく言うと3時間13分である。ちなみに順位戦の持ち時間は6時間。つまり、郷田棋王は第1図からのたったの一手のために、持ち時間の半分以上を費やしたのである。

大長考というのは一般的に不利な側がすることが多い。手がなくて困っているという場合である。“大長考に好手なし”などと揶揄する人もいるくらいである。合理的な考え方をする若手棋士ならば、こんな時間の使い方はまずしないだろう。

だが、息長く活躍している棋士を見てみると、時間を使ってよく考える棋士が多い。代表的なのは羽生世代である。羽生善治三冠は序盤から長考して構想を練るタイプだし、佐藤康光九段は時間を目一杯使う棋士で、いつも一分将棋になっている。森内俊之名人も序盤は割と早指しだが、勝負どころでは腰を落として時間を使っている。

こうして考えると、時間をかけて考えるということと、息長く活躍するということには凄く関連性があるように思える。羽生世代が40代になっても一線で活躍しているのは、若い頃から時間を使って必死に考え続けてきた積み重ねがあるからではないか。

もちろん、長考しても悪手を指してしまったり、時間の切迫により負けてしまうこともあるだろう。だが、そこで考えたことの積み重ねがその棋士の財産となり、将来的には必ずプラスになっていくのだと思う。




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Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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