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急戦矢倉の定跡・その1

近年、タイトル戦で急戦矢倉が指されることが多い。それも渡辺竜王はじめ、森内名人や羽生三冠といった超トップ棋士が指しているため俄然注目されている。そこで急戦矢倉の基本的な手順を紹介していきたい。

なおこの形は阿久津主税七段がよく指すことから「阿久津流」と呼ぶ人もいるが、元々古くからある仕掛けなのでここでは「急戦矢倉」で統一させていただく。

まず第1図が基本形となる。後手は6一金型にしているのが特徴で、飛車の打ち込みに強い。もし△5二金と上がってしまうと飛車打ちのスキができてしまうため急戦には向かない。このあたりは注意が必要になってくる。

対する先手だが、急戦矢倉を嫌うなら第1図以前の段階で飛車先の歩を早めに伸ばしてしまうとよい。ただし持久戦になったときにやや損とされる指し方であり、プロ間ではまず現れない。やはり第1図のような形で迎え撃つのが基本となる。

第1図

第1図より ▲2六歩 △8五歩 ▲7七銀 △5五歩 ▲同歩 △同角(第2図)

後手が急戦で来ることが確定したので先手は▲2六歩とする。急戦に対しては基本的に飛車先を伸ばすと覚えておくとよいと思う。

△8五歩と伸ばしてきた時に▲2五歩と突く手はある。昨年の王座戦(羽生-渡辺)で現れた形で、互いに飛車先の歩を交換する展開となる。ただし実戦例は少なく、▲7七銀と上がるほうが自然な感じがする。

▲7七銀に対して後手は△5五歩から歩交換して第2図。後手としては5筋の歩を手持ちにして次に△5四銀と立てれば好形となる。

第2図

なお、第1図からの▲2六歩にすぐ△5五歩と仕掛けるのは▲6五歩(失敗図)となって後手が悪くなってしまう。以下△5六歩と取れば▲2二角成、△同金、▲5五角の飛車金両取りの筋がある。なので一旦△8五歩と決める一手が必要となる。こういう細かい所はうっかりしやすいので注意したい。

失敗図


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Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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