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LPSA問題について・その4

LPSAは昨年の7月1日に公益社団法人に認定されたと発表した。それと同時に独自の棋士規定を発表し、当時ツアー女子プロという立場だった渡部愛さんを女流プロとすると表明した。だが、なぜこのタイミングでの発表となったのだろうか。もしかしたら公益社団法人の認定を受けたことで、連盟と対等の立場になったと思っていたのかもしれない。

だが、公益社団法人というものがどのようなものか調べてみると、公益性が社会的に認められ、寄付金等を受けるときに税制面で優遇される、といったような内容である。将棋のプロ棋士認定とは全く関係のない話だと思うのだが・・・。いずれにせよ、この時点で連盟側ときちっと話し合いを行わなかったことが大悪手だったのは間違いない。

それはともかく、LPSA側のプロ認定が妥当かどうかを考えてみたい。
まずはプロ認定の基準をLPSAの棋士規定から抜粋した。



A) 当協会主催の競技会である女子アマ王位戦又は小学生中学生女子将棋名人戦に於いて、優勝3回或いは準優勝4回以上の成績を残した者。
(尚、当協会主催大会が今後増加した場合には上記大会と同等に取り扱う)
B) 当協会主催の公認棋戦である日レスインビテーションカップ又は天河戦での優勝1回ないし準優勝2回、または準公認棋戦である1dayトーナメント各大会(個人戦のみ該当)に於いて優勝3回の実績を残した者。
 


正直な話、この基準は甘いと思ってしまう。まずAだが、女性のアマチュア大会は男性と比べてまだまだ参加人数も少なく、層も薄い。そこでの成績だけでは判断できないだろう。特に小学生大会で優勝したからプロ、と言うのは一般の方にはなかなか理解されづらいと思う。
連盟側は現在、研修会というところで修行を積ませている。そこでプロの卵である男の子達と争っている。それと比べるとどうしてもレベルが落ちてしまうように感じる。

次にBだが、渡部さんはこちらの条件を満たしている。1dayトーナメントで過去4回優勝しているのだ。だが、このトーナメントも評価が難しい。毎回6名程度で行っており、全棋士参加の公式戦ではないのだ。時にはアマチュア大会や、ファン投票による選抜大会が行われたりもする。つまりは企画物の大会なのである。こういう内容では、将棋ファンの人たちも判断のしようがないという感じであろう。

個人的には渡部さんには将来性を感じているし、ぜひプロになってもらいたいと思っている。だからこそ、今からでも連盟の研修会に入会し、そこで研鑽を積んで正真正銘のプロになってもらいたいと願っている。組織のゴタゴタに巻き込まれるのはあまりにも可哀想である。

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Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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