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渡辺明竜王がNHK杯初優勝!羽生善治三冠、ついに敗れる

本日放送されたNHK杯決勝、羽生善治三冠-渡辺明竜王は渡辺竜王が勝利し、見事に優勝を果たした。渡辺竜王は3度目の決勝進出にして、これが初優勝になる。

一方、敗れた羽生三冠はここまでNHK杯4連覇、24連勝という驚異的な活躍を見せていたが、ついに敗れてしまった。ちなみにNHK杯戦での敗戦は2007年度の準々決勝、長沼洋七段戦以来だ。ここまで長い間負け知らずだったというのは驚異的である。

第1図


決勝戦は珍しい出だしとなった。8手目の△8四歩(第1図)である。最初は四間飛車にでもするのかと思っていたら、まさかの戦型である。

この指し方は「むりやり矢倉」と呼ばれている。アマチュアにはおなじみだが、プロではほとんど指されない。この作戦を羽生三冠が採用したのは驚きである。

この作戦のメリットは、先手が飛車先を2五まで突いていることである。定番の4六銀・3七桂型に組んでも、2五に桂が跳ねられないので面白くないのだ。しかし、角を使うのに時間がかかるのが欠点。角を6四まで持っていくのに、3三~4二~6四と3手かかってしまう。だから駒組が遅れてしまいやすい。プロで指されないのは、その辺りが理由だと思う。


一気に進んで第2図は終盤戦。今後手が△2七角と打ったところ。ここではすでに先手がよいらしい。私はこの手では△1四角が有力ではないだろうかと思っていたが、感想戦では特に取り上げられなかった。あまり上手くいかないのかもしれない。

第2図

第2図以下 ▲5四歩 △4九角成 ▲5五飛 △5二歩 ▲7四歩 △4八馬 ▲5六角(第3図)

第3図

第2図で▲5五銀と出ると△5四歩と受けられてしまう。そこで▲5四歩と自分から打ったのが、「敵の打ちたいところへ打て」の好手だった。角が成れる地点だけにうっかりしやすいが、△同角成なら▲5五銀で馬をいじめながらの攻めが可能である。

手順の最後の▲5六角(第3図)が絶品の一手だった。この角が四方によく利いている。この角打ちが実現して、形勢がはっきりした。以下、渡辺竜王がきっちりと勝利を収めた。

渡辺竜王の実力を考えると初優勝とは意外である。だが最近の充実ぶりは目を見張るものがある。長時間の棋戦での活躍が目立つが、早指し戦の安定感も抜群である。これから優勝回数を伸ばしてくるのではないだろうか。

永世竜王への軌跡







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Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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