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阿部光瑠四段、コンピュータに快勝!

第2回電王戦第1局、阿部光瑠(こうる)四段-習甦は、阿部四段が見事な指し回しで快勝した。コンピュータはすでにプロを超えたのではないかという声もあったが、プロ棋士が強さを改めて示した格好となった。

第1図

第1図はコンピュータが△6五桂と跳ねて仕掛けてきたところ。この手はプロ棋士は一目で無理筋だと判断するだろう。いかにもタイミングが早すぎる感じである。実際、阿部四段も▲6八銀と引き、攻めを切らしにかかる。

第2図

そして第2図。自分から仕掛けた後手だが、あっという間に飛車が詰んでしまった。やはりこの攻めは無理であったようだ。この時点ではっきり先手がよい。だが興味深いのは、習甦がこの局面は少し有利だと考えていた点である。また、形勢判断をしていたボンクラーズも、ここでは後手が有利と判断している。

自分はコンピュータは駒得を重視するものだと思っていた。だが、駒損の攻めにも関わらず有利だと判断していたのだ。理由はわからないが、この辺りの形勢判断のズレはコンピュータの弱点と言えそうだ。人間なら、直感で無理攻めだとわかる。だがコンピュータに判断させるのは難しいようだ。

第3図

第3図は後手の攻めを凌いだ先手が勝勢の場面。△8六歩に対して取らずに▲3五歩と堂々と決めに行ったのが印象に残る。入玉を目指すようなことも考えられたが、プロらしく攻めに出た。一番強い勝ち方である。以下数手で先手の勝利となった。

本局は感動的な一局だった。中盤でコンピュータの欠点が出てしまったが、それよりも阿部四段の指し回しを讃えたい。コンピュータが多少無理な攻めをしてきても、人間がきちんと対応しなければあっという間に負かされてしまう。だが今日の阿部四段は初手から最終手までノーミスといえる内容であった。堂々の勝利である。

われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る







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30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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