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二転三転の大激戦、ツツカナが船江恒平五段を破る!!

第2回電王戦第3局の船江恒平五段-ツツカナはツツカナが勝利をおさめた。184手の長手数に及ぶ大熱戦だった。これでコンピュータ側の2勝1敗となった。

終盤、船江五段が有利になったが、そこからのツツカナの強さが際立っていた。

第1図

第1図は▲5一飛と両取りをかけたところ。人間の感覚では先手が必勝に見える。だが、ツツカナはここから△4四角、▲4六飛、△2二金打!!と粘り強く指す。コンピュータの特徴は詰みが早いことばかりが強調されるが、実は受けの正確性こそが強さの秘訣なのだと思う。

第2図

そして第2図の△5五香が妙手だった。▲5六歩で簡単に受かるようだが、先手を歩切れにさせることで▲2四歩の筋を消し、自玉を安全にしたのだ。まさに異次元の発想である。▲5六歩に△8九馬と反撃に出て、むしろ後手が有望になった。

第3図

しかしその後、ツツカナが寄せ損なうというまさかの展開となり、第3図は逆に先手がはっきりよくなった。後手の攻めの手がかりが一掃されてしまったのだ。人間なら気持ちが切れて投了するところである。だがツツカナは△1三玉と逃げて粘りに出る。ここから船江五段に少しずつミスが出てしまった。

第4図

第4図は▲2五桂打に対して△2三金打と埋めたところ。この手もすごい受けである。▲3三桂成といくと△同桂で4五の金取りになってしまう。船江五段はここで▲3六金と打ったが、重たい手であり、とても自信が持てない局面である。第3図の手がかりのない局面から、ここまで持ち込むとは信じられない粘りである。

第5図

そして第5図の△3五歩が厳しく、この辺りで逆転模様となった。▲同金左なら△同銀、▲同金、△2六竜で香を取られてしまう。隠居していたはずの竜が働いてきて、最後はツツカナが勝利を収めた。

本局はツツカナの粘りが驚異的であった。過去2局のコンピュータと比べても、ダントツの強さなのではないか。一方の船江五段は有利になった後、プレッシャーを感じたのか指し手が乱れてしまった。人間の欠点が出てしまったようだ。勝機はじゅうぶんあっただけに、悔しい敗戦である。

われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る







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Author:gyan
30代の男です。棋歴は20年位で、アマ二段の免状をいただいております。居飛車党で横歩取りが得意。羽生善治先生の大ファンです。

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